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<荒井戦略相>知人宅を「主たる事務所」に 活動実態なく(毎日新聞)

 菅新内閣で国家戦略相に就任した荒井聡衆院議員=北海道3区=の政治団体「荒井さとし政治活動後援会」が02年11月〜昨年9月の7年間、東京都府中市の知人宅を「主たる事務所」として総務省に届けていたことが分かった。同後援会は、通常は家賃や光熱費などにあてる事務所費を含め「経常経費」として03〜08年の6年間で計約4222万円を計上しているが、この知人は毎日新聞の取材に「家賃は受け取っていない」と話しており、経費を別の用途に使っていた疑いがある。

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 総務省によると、同後援会は93年設立。02年11月に事務所を横浜市から知人宅マンションに移した。会計責任者は、現在の政策秘書が務めていたが、民主党が政権交代を果たした昨年9月に解散した。収支報告書によると、後援会は03〜08年に、経常経費に含まれる人件費計約2741万円▽備品・消耗品費計約463万円▽事務所費約1013万円−−を計上。しかし、知人男性は「(荒井氏とは)40年来の友人。たまに郵便物が届くからそれを自分が整理していた」と話し、常勤職員がなく、事務所としての活動実態もあまりなかったことを認めた。

 事務所費を巡っては、07年以降、家賃や光熱費のいらない議員会館に事務所を置きながら高額な事務所費を計上していたなどとして、故・松岡利勝氏、赤城徳彦氏、太田誠一氏が農相在任中に厳しく追及され、相次いで辞任などに追い込まれた。

 荒井氏の事務所は「担当者がおらず、回答ができない」とコメント。民主党の細野豪志幹事長代理は、この問題で9日午前会見し、07年分の明細を点検したとして「違法な点はなく、適切に費用として計上されている」として問題は無いとの考えを示した。

 荒井氏は農水省出身で5期目。07年の道知事選に出馬し落選した。菅首相の側近として知られ、鳩山内閣では首相補佐官を務めた。【杉本修作、喜浦遊】

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議論好き・菅氏、気さくな性格・樽床氏(読売新聞)

 民主党代表選への立候補を表明した菅直人副総理・財務相(63)は、市民運動を通じて知り合った故・市川房枝参院議員の選挙事務長などを経て政界入りした。

 1996年に橋本政権の厚相として初入閣し、薬害エイズ問題で知名度を上げた。大の議論好きで本人は「けんかすると一番、仲が良くなる」が口癖だが、「面倒見が悪い」との指摘もある。

 これまでも「首相」への野心を隠さず、党代表選出馬は7度目だ。小沢一郎幹事長とは趣味の囲碁で対局したこともあるが、近い関係とは言えず、現時点で菅氏支持を表明しているのは岡田外相、前原国交相、枝野行政刷新相ら小沢氏と距離を置く議員が目立つ。

 樽床伸二衆院環境委員長(50)は、松下政経塾出身。前原氏らと同窓で、党内では政策より党務に汗をかくタイプと目されている。

 気さくな性格と面倒見の良さから若手の信望が厚い。党内では特定のグループに所属せず、鳩山首相や菅氏ら「鳩菅世代」からの脱却を主張する世代交代論者でもある。樽床氏陣営は、松本剛明衆院議院運営委員長や三井辨雄国会対策委員長代理ら小沢氏に近い議員が少なくない。

 菅氏、樽床氏ともに世襲議員ではない点は共通している。2001年以降の歴代首相は小泉、安倍、福田、麻生、鳩山と5人連続で父親らが国会議員を務めており、2人の争いとなった場合は、久方ぶりに「世襲」やそれに近い経歴を持たない首相が誕生することになる。

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信長も一目置いた今井町(産経新聞)

【麗し大和】

 織田信長も一目置いたというからおもしろい。江戸時代の重厚な町並みを残す今井町(奈良県橿原市、国の重要伝統的建造物群保存地区)は東西約600メートル、南北約310メートル。その中に重要文化財の旧家・寺が9軒もあり、集積度だけでも一見の価値がある。だが、歴史的魅力はそれ以上。話は戦国時代にさかのぼる。

 浄土真宗、称念寺の寺内町として栄えた今井町。石山本願寺が信長と対峙(じ)した際には、強固な城塞都市を築いて明智光秀率いる軍勢に対抗したそうだ。その名残は、防衛で見通しを悪くするためにわざとずらした四つ辻など、今も随所に見ることができる。

 結局、信長に降伏したものの、武装解除を条件に特権を認められ、後に大阪・堺に並ぶ自治都市として発展した。信長から今井氏あての赦免状が残っていて、想像するに、楽市楽座などで自由経済を進めた信長のこと、「戦火で滅ぼしてしまうには惜しい町」と考えたのではなかろうか。

 夕暮れどき、白い壁に虫籠(むしこ)窓が並び、格子からやわらかな明かりが漏れる町を、家路に着く住民が足早に通り過ぎた。御堂筋を西へ向かうと、町の中核となってきた称念寺の荘厳な門構え。瓦の重みに耐えて建つ本堂は、江戸初期の創建以来初めて解体修理されるそうだ。「お寺は後でいい」と町並み保存を優先させてきたという先代住職、故今井博道さんの娘、慶子さんの言葉が胸に響いた。

 「今井町の町家や寺は生きている。人とともに生き続ける文化財なんです」(文 山上直子)

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14日に和解協議入り=札幌地裁の勧告受け入れ−交渉は難航も・B型肝炎訴訟(時事通信)

 集団予防接種でB型肝炎ウイルスに感染したとして、全国10地裁で患者らが国家賠償を求めている裁判の北海道訴訟で、札幌地裁(石橋俊一裁判長)は14日、口頭弁論と進行協議を行い、国側が和解勧告を受け入れる意向を示す。
 原告側は勧告受け入れを表明しており、今後の交渉は救済範囲や賠償額が焦点となるが、双方の主張は隔たりが大きく、難航する可能性が高い。
 進行協議は口頭弁論後に行われ、和解協議の進め方などを話し合うとみられる。国側が具体的な救済案の提示を見送るのに対し、弁護団は短い間隔での協議実施を求める構えだ。
 政府は13日、長妻昭厚生労働相ら関係閣僚が協議し、同地裁の進行協議で和解協議に応じることを決めた。 

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<御殿場女性遺体>遺棄容疑で元夫逮捕 殺害も認める(毎日新聞)

 静岡県御殿場市萩原の空き家の物置から同県伊豆の国市中、久松紘子さん(当時25歳)の遺体が見つかった事件で、県警御殿場署捜査本部は8日、元夫で同県清水町久米田のリフォーム業、桑田一也被告(43)=詐欺罪で起訴=を死体遺棄容疑で逮捕した。殺害も認め「人目につかないよう遺体を隠した」と供述しているといい、捜査本部は殺人容疑で再逮捕する方針。

 逮捕容疑は2月下旬〜3月上旬ごろ、以前住んでいた御殿場市萩原の住宅敷地内の物置に、久松さんの遺体を遺棄したとしている。捜査本部によると、殺害の動機について「生活費のことなども含めて家庭内でトラブルがあった」と供述しているという。

 遺体は5月5日、青いビニールシートに包まれた状態で見つかり、司法解剖の結果、首を圧迫され窒息死したとみられる。

 桑田容疑者は、遺体が見つかった家に前妻らと住んでいたが09年6月離婚。10月に久松さんと再婚し、清水町へ移った。久松さんは10年2月上旬、児童相談所に桑田容疑者の暴力について相談、同月下旬から行方不明となっており、3月に桑田容疑者が離婚届を提出した。桑田容疑者は先月、振り込め詐欺事件で逮捕・起訴された。【山田毅】

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<郵政改革>法案骨子発表 ゆうちょ銀行などの業務拡大容認(毎日新聞)

 亀井静香金融・郵政担当相と原口一博総務相は20日、郵政改革法案の骨子を発表した。持ち株会社「日本郵政」が、郵便局会社、郵便事業会社を11年10月に統合。ゆうちょ銀行とかんぽ生命も引き続き日本郵政傘下に置くとともに、業務拡大を容認する。今国会での法案成立を目指す。

 法案は、金融2社の全株式の売却を前提とした小泉政権の民営化路線を転換し、日本郵政グループに郵便、貯金、保険の全国一律サービスを展開させるのが狙い。政府の日本郵政への出資比率と、日本郵政の金融2社への出資比率はいずれも3分の1超とし、政府の経営関与権を残す。

 一方、全国一律サービスの維持に向けた収益力向上のため、経営の自由度も高める。金融2社の新規事業は総務省や金融庁による認可制だが、届け出制に移行。住宅ローンなど新規事業への進出を容易にする。ゆうちょ銀行の預け入れ限度額、かんぽ生命の加入限度額を、法案成立時の6月にも、ほぼ倍増の2000万円、2500万円に引き上げる。これにより、現在、グループ全体の経常収益の7割を稼ぐ金融2社への依存度はさらに高まる見込み。他の金融機関からの「民業圧迫」との批判は必至だ。

 この日の会見で亀井氏は「懸念にきっちり配慮した」と言い、新規事業進出を審査する第三者委員会設置の意義を強調。さらに「(民間金融機関は)民業圧迫だと言って批判するより、自らの責任を果たしてほしい」と苦言を呈した。【望月麻紀】

 ◇郵政改革法案の骨子

 ▽持ち株会社の日本郵政と郵便局会社、郵便事業会社を11年10月1日に統合、ゆうちょ銀行とかんぽ生命を傘下に置く3社体制にする

 ▽政府から日本郵政、親会社から金融2社への出資比率はいずれも3分の1超

 ▽日本郵政は郵便局で郵便、銀行、保険の全国一律サービスを展開する責務を負う

 ▽ゆうちょ銀行の預け入れ限度額、かんぽ生命の加入限度額は政令で定める

 ▽金融2社の新規業務は、現在の認可制から届け出制に移行し、有識者による第三者委員会がチェックする

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名張毒ぶどう酒事件 農薬以外の証拠 弁護団が主張の方針(毎日新聞)

 最高裁が名古屋高裁に審理を差し戻した名張毒ぶどう酒事件で、奥西勝死刑囚(84)の弁護団の鈴木泉団長は16日、名古屋市内で開かれた支援者集会で、最高裁が決定で退けた証拠の正当性も差し戻し審で主張していく方針を明らかにした。

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 最高裁決定は、弁護団が提出した新証拠のうち、ぶどう酒に混入された農薬は奥西死刑囚が混入したと自白した農薬ではないとの鑑定結果の証拠価値を認めた。しかし、奥西死刑囚以外にも農薬の混入機会があった▽ぶどう酒瓶の王冠は歯で開けられていない−−など他の四つの証拠は「無罪を言い渡す明らかな証拠には当たらない」と退けた。鈴木団長は「総合的に無罪を立証しており、無罪を確実にするためにも(他の新証拠は)必要」と述べた。【沢田勇】

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<村本さん死亡>友人らが参列し通夜 都内の葬儀所で(毎日新聞)

 タイで発生したタクシン元首相派のデモ隊と治安部隊との衝突で死亡したロイター通信日本支局のカメラマン、村本博之さん(43)の通夜が17日夕、東京都港区の青山葬儀所で営まれた。友人や仕事仲間らが参列し、別れを惜しんだ。

 白い花で飾られた会場には、昨秋撮影されたという、穏やかな笑顔を浮かべた遺影が掲げられ、ありし日の村本さんの写真がスライドショーで流された。

 夫が経営する喫茶店で、高校時代の村本さんがアルバイトをして以来の付き合いという女性(55)は「本当に明るい子で、まだ近くにいるような気がする。うちにある写真は彼が撮ってくれたものばかりで、彼の写真がない。先に死ぬなんて許せない」と目頭を押さえた。【渡辺暢】

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<COP10>会議で出るCO2 「排出権」の購入で相殺(毎日新聞)

 10月に日本で初めて開催される生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)で、国や開催地の愛知県などは、会議で排出される二酸化炭素(CO2)を「排出権」の購入で相殺し、実質的にCO2の排出ゼロを目指す方針を決めた。約190カ国から約8000人が会議のために利用する飛行機の排出量など関係するすべてのCO2が対象。生物多様性をアピールするため、佐渡島のトキの生息域保護をうたう排出権も活用する。

 CO2排出削減事業などで生じた排出権を購入し、排出分を相殺する「カーボンオフセット」と呼ばれる手法。会議は半年後に迫り、国などが総排出量を急ピッチで算定中だ。

 国は、参加者の使う飛行機や会議の主会場となる名古屋国際会議場(名古屋市熱田区)で消費される電力などを担当。県と名古屋市は、関連イベントや参加者が中部地域を視察する際の車の排出分などをカバーする。

 外務省COP10日本準備事務局によると、国が扱う大部分は飛行機のCO2。参加者の来日ルートや人数を基に排出量を計算する「膨大な作業」になる。同事務局は「会議開催で環境に負荷をかけるが、単にお金で排出権を買うのでは意味がない。会議でのCO2排出を徹底的に削減した上で、残った分を国内外の排出権でまかなう」としている。

 県と名古屋市などでつくるCOP10支援実行委員会が受け持つCO2は約70トン。住民が家庭用太陽光発電で生み出した電力を購入し、CO2換算で県と市が10トンずつを確保。残る50トンは国内の排出権で確保する方針だ。

 その一つとして検討されているのが新潟県農林公社の「トキの森クレジット」。トキ生息地の佐渡島の森林を間伐して活性化し、CO2吸収量が増えた分を排出権として1トン当たり2万〜3万円で販売しており、この排出権を購入する。

 カーボンオフセットは、06年のサッカーワールドカップ・ドイツ大会や08年の北海道洞爺湖サミットなどでも実施された。【丸山進】

 ◇ことば・COP10

 生物多様性条約締約国による10回目の会議。名古屋市で今年10月11〜29日に開催される。02年の第6回会議で「10年までに生物多様性の損失速度を顕著に減少させる」とした「2010年目標」を設定。目標年となる今回は、その達成度を検証し、新たな目標を設定するのが最大の目的。生物多様性を測る具体的な指標はなく、客観的な指標が確立できるか注目される。

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 大阪府泉佐野市の喫茶店に無許可で散弾銃を飾ったとして、府警保安課と泉佐野署は7日、「喫茶シャムロック」経営・仲谷信義容疑者(58)を銃刀法違反(所持)容疑で現行犯逮捕した。

 仲谷容疑者は客を装った内偵中の捜査員にも「散弾銃は本物ですよ」と自慢していたといい、調べに対し、「違法と知っていたが、西部劇が好きで店の雰囲気に合うと思った」と容疑を認めている。

 発表によると、仲谷容疑者は7日午前7時25分頃、同市日根野の同店内の壁に猟銃の散弾銃1丁を飾り、不法に所持した疑い。

 仲谷容疑者は「銃は2006年夏に客からもらった」と供述。店内から散弾銃の実弾3発とライフル銃、空気銃各1丁も見つかっており、府警は鑑定を進めるとともに入手先を調べる。

 客が1月末に通報し、府警が捜査していた。3月末、客のふりをした同署員が店を訪れると、仲谷容疑者は、「銃の許可がないので、捕まったら懲役(刑)ですわ」と話していたという。

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